「ハングルを書いてください」…江戸時代の日本、朝鮮から学ぼうとした
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.20 09:10
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朝鮮・日本筆談=名古屋で朝鮮通信使と日本の専門家が筆談する姿を描いた絵。この絵は名古屋の名所を紹介するために18世紀に日本で出版された書籍に載せられた。
1764年2月の日本名古屋。朝鮮通信使の医員・李佐国(イ・ジャグク)が江戸幕府の医官・山田正珍と向かい合って座った。山田正珍が筆を持ち、漢字で質問を書いた。
「高麗人参を栽培する方法を聞きたいのですが」。筆を渡された李佐国が答弁を書いた。「高麗人参はもともと製造法がありません。日本の医官はいつもその説明を求めるが、事実を誤解しているようです」。