歌手ＰＳＹ（本名パク・ジェサン、３５）の曲「江南（カンナム）スタイル」が英国で音楽チャート１位になった。韓国人では初めてだ。また豪州・ベルギー・カナダ・デンマーク・フィンランド・ルクセンブルグなど世界１０カ国の公式音楽チャートで１位になり、世界を“ＰＳＹワールド”にしている。

英国の音盤ランキングを集計するオフィシャルチャートカンパニーは先月３０日（以下、現地時間）、ＰＳＹの「江南スタイル」がＵＫ（英国）シングルチャート１位になったと発表した。これはオフィシャルチャートカンパニーが先月２８日に発表した中間集計の結果から予想されていた。「江南スタイル」は先週、米ビルボードシングルチャート」の「ＨＯＴ１００」で２位になった。今週（４日発表) １位になる場合、ＰＳＹは英・米を代表するポップチャートを同時に平定する最初のアジア歌手となる。

ビルボードのホームページは１日、「江南スタイルはＨＯＴ１００チャート１位になれるか」と題した記事で、ＰＳＹの「シャツを脱ぐ」という公約を紹介した。しかしビルボードのツイッターは同日午後、「ＰＳＹの江南スタイルは相変わらず（ＭＡＲＯＯＮ５の）ワンモアナイトの後ろにランキングされている」とし、今週の１位は難しいという見方を示した。

一方、ＰＳＹは２日晩、ソウル蚕室（チャムシル）室内体育館で行った公演で、「ビルボードチャートの順位に関係なく、４日午後１０時にはソウル市庁広場で無料公演を行う」と明らかにした。また「チャートの結果に関係なく今でも非常に満足している。結果によってシャツを脱ぐことになるのかどうか分からないが、いずれにしても市庁広場で公演をする」と語った。

ＰＳＹは先月２５日に行われた帰国記者会見で、「ビルボードチャート１位になれば、市民が最も多く集まれるところでシャツを脱いで無料公演をする」と約束した。