日本自民党は“右翼ツートップ”…安倍新総裁、幹事長に石破氏を起用(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.28 08:43
安倍総裁は石破氏の幹事長起用で得るものが多い。前日、石破氏は地方党員に割り当てられた300票のうち165票を獲得し、1次投票で1位になった。しかし国会議員だけの投票で行われた決選投票で苦杯をなめた。安倍総裁としては「党員でない国会議員だけの代表」という非難を抑えるためにも、石破氏を抱え込まなければならなかった。
また50代総裁-50代幹事長体制は、過去の“老いた自民党”イメージを拭うのにも役立つ。すでに党内最大派閥である町村派の大物、福田康夫元首相(76)が次期総選挙への不出馬を宣言した。また古賀派を率いた古賀誠元幹事長(72)も派閥会長職を辞任すると明らかにした。派閥の影響力が相対的に弱まり、安倍総裁を中心に自民党が再編される雰囲気だ。