韓国型次世代戦闘機事業、551億ウォン投じて中断の危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.26 09:37
韓国型次世代戦闘機を開発するKFX事業が海外共同開発パートナーの確保に難航し中断の危機に瀕している。この事業は2021年までに5兆770億ウォン(約3523億円)を投じて空軍主力戦闘機のKF-16の性能を上回る戦闘機を韓国の国産技術で生産するために推進されてきた。
しかし国防部が25日に発表した2013年度国防部予算ではKFX事業が抜けていた。当初国防部は本格的な事業推進のため研究開発費名目で299億ウォンを要求したがこの部分が全額削減された。代わりに事業に経済性があるかどうかを再検討するための予算45億ウォンが反映された。これまでこの航空機をどのように開発するかを検討する「探索開発費」名目だけで551億ウォンが投入されたが、この事業を継続するのか中断するのかから改めて判断することになったのだ。