日中尖閣紛争、国格傷つけ経済損失の“ルーズルーズ” ゲーム(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2012.09.24 14:44
◇日本の自民党と保守勢力が漁夫の利
日本も打撃が大きい。 まず政治的リーダーシップの不在を露呈した。 野田佳彦首相は反日デモが強まると、「尖閣国有化がこれほど大きな(中国の)反発を招くとは思わなかった」と一歩後退した。 中国が「反日デモ黙認-日本製品通関手続き強化-漁船海上デモ-護衛艦配置」などと圧力を強めると、野田政権は20日、対中特使派遣に言及し、柔軟ジェスチャーを送ることになった。 日本の行き過ぎた対米依存と中国に対する恐怖心も確認された。 9月初めから米国に尖閣諸島が「日米相互防衛条約の対象」であることを確認し、尖閣国有化措置を取った。 その後、中国が強硬対応を続けると、パネッタ米国防長官を招請し、日米同盟を再確認する戦略を駆使した。