【コラム】アップルに肩入れすること、それが「米国スタイル」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.31 13:39
ところで、激しかった日米半導体戦争の最終勝者は米国でも日本でもない韓国だった。米国ではインテルがメモリーをあきらめるなど、企業らが次々とメモリーから撤収し、疲労した日本半導体業界は崩れた。その間に韓国企業らは革新を繰り返してこの市場の覇者となる。
かつて中国の戦国時代、秦の縦横家である陳軫が韓と魏の争いが1年以上も続いていることについて、秦恵王に「大きい虎と小さい虎が戦えば、小さい虎はかみ殺され、大きい虎は傷を負うだろう。その時、気力の尽きた大きい虎をしとめれば両国を滅ぼすことができる」と遊説したことはただの昔話ではない。