日本企業、韓国製ゴルフボール輸入を保留(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.23 10:28
独島(ドクト、日本名・竹島)をめぐる韓日間の対立で、両国の企業が緊張している。集団的な不買運動に事態が発展しないか心配しているからだ。すでに国内企業の輸出がふさがり、日本企業が韓国代表の後援を中断するなど、企業活動が委縮する兆しが表れている。
カラーゴルフボール生産会社ボルビックは600万ドル(67億ウォン)の輸出契約を締結した日本スポーツ用品流通会社から今週初め、「輸入を暫定保留する」という通知を受けた。同社のムン・ギョンアン会長は22日、「日本の会社が輸入しても売る自信がなく、自社のイメージまで悪化するおそれがあるといって取引を保留してきた」と明らかにした。ムン会長は「独島の葛藤はいつ解消するか分からないので、事実上、輸出が中断されたのではないだろうか」と語った。
韓国トヨタは韓国五輪サッカー代表チームを後援してきたが、李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問直後、支援活動を中断した。また新車発表を来月に控えて大々的なマーケティングを計画してきた韓国日産は、状況を見守っていくと慎重な態度に変わった。