주요 기사 바로가기

【コラム】キム・ヨンファン、東アジア型の人間の道=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.13 12:04
0
中国政府の拷問で自分の体が焼けるにおいをかぎ全身に500カ所のやけどを負ったキム・ヨンファン氏。キム・ヨンファンが麻浦(マポ)高校1年の時の夢は天主教の神父になることでした。矛盾と不条理の人間社会に救いの光はどこからくるのか。口数が少なく思慮深く澄んだ目の青少年は神父にならず革命家になりました。ソウル大学法学部に入ったキム・ヨンファンは数百人の死傷者を出した光州事件のビデオを隠れて見ながら独裁打倒に命を捧げることを決心します。彼は1980年代に学生運動家を説得し、「全斗煥(チョン・ドゥファン)独裁の背後に米国がある」という信念を拡散させます。「韓国は米帝国主義の植民地」というこの信念体系は学生運動内部の他の路線を圧倒しました。これが金日成(キム・イルソン)の主体(チュチェ)思想で、キム・ヨンファンは主体思想派の大家となりました。キム・ヨンファンは学校の図書館に置かれた政府刊行物「北朝鮮総覧」で主体思想を研究しました。

韓国は米国の植民地という信念が学生運動家を統一した力はなんでしょうか。主体思想派に内在した宗派的民族主義のためです。宗派的とは自分が属している集団だけが絶対だと信じる性向です。偽善性を内包しているでしょう。主体思想派の戦略は民族主義の宗派的性向を極大化し、米国をこれに対抗する仮想の絶対悪として設定し、運動家の敵がい心を引き出すものでした。主体思想派の宗派的民族主義が韓国の独裁政権を打倒するのにある程度の役割をしたことは否定できません。しかしここまでです。運動家は次の段階で北朝鮮の民主化に献身しなければなりませんでした。そうしていれば革命的想像力は韓半島のスケールに拡大し、開かれた民族主義時代が開幕していたでしょう。

 
実際に彼らはそうしませんでした。主流運動家はこの20年間韓国の既得権に安住しました。宗派的民族主義がウイルスのように全社会に広がりました。矮小で、自虐的であり、利己的で、閉鎖的な上に羞恥心すらなくしてしまいました。主体思想派出身のイ・ソッキの恥ずかしさを知らずにこにこ笑う顔から、陣営論理にはまり“彼女”を吐き出してもなんとも思わないというイ・ジョンゴルの表情から、宗派的民族主義の痕跡が見えます。


【コラム】キム・ヨンファン、東アジア型の人間の道=韓国(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP