【時視各角】羽ばたく中国、しかし韓国は…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.03 16:13
中国はやはりすごい。 最近の欧米の不況を機に、中国はエネルギー・資源強国の夢を実現しそうだ。 もともと中国のエネルギー・資源飽食症は有名だった。 いつ政権が転覆するか分からず国家リスクが大きいアフリカにもじゅうたん爆撃をするように援助し、この地域のエネルギーと資源を一手に握る戦略に乗り出した。 そして今回、本物のチャンスが来た。 欧米の不況が深まり、国家リスクのない安定したエネルギー企業が市場に出始めたのだ。 これに対し中国は速やかに資金を供給し、これを買い集めている。
ウォールストリートジャーナルは最近、中国のエネルギー開発国営企業である海洋石油総公司(CNOOC)がカナダ原油・ガス生産業企業ネクセンを151億ドルで買収することにした、と報じた。 買収金額を全額現金で支払うという条件も付けた。 聞こえてくる情報はこれだけでない。 最近、中国石油化工がカナダ原油生産企業タリスマンエナジーの北海油田事業の株式49%を引き受けることで合意したという。 現在、中国は大量ショッピング中で、近い将来、中国に多くのグローバル資源企業が出てくる見込みだ。