韓国経済、消費・輸出・投資後退…L字型長期沈滞の兆し(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.27 11:34
外国系投資銀行(IB)も似たような見解だ。バークレイズキャピタルは「韓国景気が第2四半期の間に最低ラインを通過した」として「自動車と技術産業の利益が拡大して原材料価格が下落しながら下半期に回復するだろう」と見通した。
それでも市場ではL字型景気不況を防ぐために政府が追加財政の執行に乗り出すという予想が多い。 ゴールドマンサックスは「政府が下半期景気浮揚に積極的に取り組んで、韓銀が9月の基準金利を0.25%ポイント下げながら次第に回復できるだろう」と展望した。
政府はまだ年3%の成長に対する期待を諦めていない。3%を達成するには下半期少なくとも3.3%成長しなければならない。このために政府は下半期総額8兆5000億ウォン規模の財政投入を支障なく推進する一方、国家基幹事業(SOC)に対する民間投資活性化、公企業投資拡大などの政策を並行する計画だ。