サムスン電子の好調の一方でグループが“泣きっ面”な理由とは(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.07 10:40
しかし悩みはここで尽きない。これまで“過去最高”の点数を受け続けてきたサムスン電子の成績表を見てみると、全体収益の70%程度を携帯電話1品目で占めていた。サムスン電子は公式発表していないが、業界では第2四半期の営業利益のうち、4兆50000億ウォンを携帯電話から上げたと見ている。
携帯電話とともにサムスン電子を牽引した半導体は、DRAM価格が第1四半期よりも15%以上上昇して出荷量が増えたため、第2四半期では1兆ウォン台の営業利益を上げたと推定される。第1四半期(7600億ウォン)よりはかなり改善したが、四半期別に2兆ウォン前後の営業利益があった昨年と比べると依然として低調だ。李仁用(イ・インヨン)副社長が、今月4日の社長団会議が終わった後、記者室を訪れてサムスングループの経営状況に言及し「グループ利益の70%を電子が電子利益の70%を1つの製品に頼る構造は、グループにとっては負担であり宿題」と述べた理由だ。