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ファーストクラスの外国人、「キムチチゲ」機内食のにおいに…(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.04 11:52
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アシアナ航空の場合、会社所属の「メニュー開発室」で新しいメニューが生まれる。会社所属の専門調理士がメニュー開発に力を注ぐ一方、研究団体やレストランとの提携によるメニューの開発にも熱心だ。韓食は宮中料理研究院に諮問し、「宮中正餐」という伝統韓食をサービスしている。最近は「栄養サムパプ」が人気だ。プルコギを約10種類の新鮮な野菜と一緒に構成したメニューだ。5月からは24カ月以上13歳未満の児童のための「チャイルドミール」を新しくし、トッポッキ、ホットドッグ、チキンナゲットなどをサービスしている。洋食の場合、有名レストラン「ラ・クチーナ」、スターシェフのエドワード・クォン氏と提携し、新しいメニューを開発し始めた。

海外航空会社のうちシンガポール航空は「国際料理人諮問団」を構成し、世界の人々が好む味を研究している。英国のゴードン・ラムゼイ氏、フランスのジョルジュ・ブラン氏、インドのサンジーブ・カプール氏、日本の村田吉弘氏、シンガポールのサム・レオン氏など、世界的な料理人がそのメンバーだ。

 
アラブ首長国連邦の2つの国営航空会社、エミレーツ航空とエティハド航空は高級な機内食で勝負する。エティハド航空の場合、「アラビアン歓待文化」を基盤とする機内食を準備した。このためファーストクラスの顧客には「ミシュランガイド」で星印を受けたレストラン出身の有名料理人が機内に搭乗し、コース料理を提供するサービスをしている。エミレーツ航空はイスラム文化を反映して豚肉料理を出さないが、羊肉料理やナツメヤシなどアラブ伝統の食べ物が機内食メニューに含まれている。

香港を拠点とするキャセイパシフィック航空は中国料理が有名だ。01年から香港有名店の中国料理を機内食として提供する「空で楽しむ最高の中国料理」サービスを実施し、好評を受けている。ビジネスクラス以上の顧客は中国料理をコースで楽しめる。この航空会社は乗務員がライス・トースト・タマゴをすぐに準備できるよう、電気釜、フライパンを機内に初めて設置した。

このように進化する機内食サービスに関し、航空業界の関係者は「旅行に欠かせない楽しみの一つである機内食は、航空会社のサービスを評価する重要な要素」とし「このために航空会社は顧客に自社ならではのサービスを提供しようと、さまざまな機内食の開発に努力している」と説明した。


ファーストクラスの外国人、「キムチチゲ」機内食のにおいに…(1)

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    ファーストクラスの外国人、「キムチチゲ」機内食のにおいに…(2)

    2012.07.04 11:52
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    シンガポール航空のファーストクラスの機内食 シンガポール航空は英国のゴードン・ラムゼイ氏など世界有名シェフで構成された諮問団を運営し、新しいメニューを開発している。
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