日本を刺激するロシア、メドベージェフ首相がクリル諸島を訪問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.03 09:39
ロシアのメドベージェフ首相が2日に極東地域訪問に乗り出した。特に日本と領有権紛争を行っているクリル諸島(日本名・北方領土)訪問も計画しており、日本とのあつれきが予想される。
メドベージェフ首相は5日まで予定されている今回の視察に閣僚10人を同行した。首相と大規模閣僚一行がともに極東地域を訪問するのは極めて異例だ。名目上は9月にウラジオストクで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の準備状況を点検するためだが、ついでにクリル諸島まで視察するということだ。ロシア内閣の大々的移動であるだけに日本の心情が穏やかなはずがない。
リアノーボスチ通信によるとメドベージェフ首相の今回の訪問にはシュワロフ第1副首相イシャエフ極東発展相手兼極東連邦管区大統領全権代表、ゴウォルン地域発展相、ドンスコイ天然資源環境相ら政府要人が大挙随行している。