1カ月の電気料金2万ウォン、出退勤用の電気自動車=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.28 14:52
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ルノーサムスンの「SM3Z.E.」は静かで加速もよく、都心走行性能はむしろガソリン車より高い。
電気自動車はまだ遠い未来のものだと思っているかもしれないが、 意外に近い現実だ。 12日、ルノーサムスン「SM3Z.E.」(ゼロ・イミション)をソウル-京畿道一山(キョンギド・イルサン)区間で試乗した。 「SM3Z.E.」はバッテリーと電気モーターで走る100%電気自動車。 しかしゴルフ場のカートのような性能を想像してはいけない。 この車は高速電気自動車だ。 停止状態から時速100キロまで加速するのに11.5秒しかかからない。 最高時速は135キロにもなる。
充電は家庭用電源で6-8時間、専用充電器で30分。 専用サービスセンターで充電しておいたバッテリーに取り替える場合は3分で済む。 最長182キロまで走行できる。 出退勤用に使用するうえで問題はない。「SM3Z.E.」の本体は、ルノーが欧州で昨年から販売中のルノーフルエンスの電気自動車。 ここにSM3の顔を移植して完成させた。 ルノーサムスンは来年から釜山(プサン)工場で「SM3Z.E.」を量産する計画だ。 部分的に変更したSM3を基本とする。 したがって外貌は現在とはやや変わる。 年間2万キロを走り、深夜に充電する場合、1カ月の電気料金は2万ウォン(約1400円)前後。 ルノーサムスン側は「6年保有基準で燃料費は同級ガソリン車の8分の1程度」と説明した。 当然、二酸化炭素は全く排出しない。