「米国が原爆を投下」…中国人が感じた韓国戦争中の“恐怖”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.25 14:33
「第3次世界大戦が起きる」「蒋介石が帰ってくる」「米国が原子爆弾を投下する」。
1950年の韓国戦争(1950-53年)勃発当時、中国人民が見せた反応だ。 中華人民共和国の設立(1949年10月1日)後、1年足らずで隣国で始まった戦争に、一般の中国人はざわついた。 中国人は「米国の大陸攻撃が差し迫った」というデマのため、終始、恐怖に怯えなければならなかった。 韓国戦争を通じて北朝鮮-中国間の‘唇亡びて歯寒し’という関係が強まったのだ。
その間、韓国戦争に対する中国指導部の動きはある程度知られてきたが、一般人民の反応は公開されていない。 ソ・サンムン国防部軍事編纂研究所先任研究員の最近の「6・25戦争中の中国内部の反応と動向」と題した文章が関心を集めている理由だ。