日本の「原発ゼロ実験」、２カ月で終了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.18 11:34
日本が２カ月ぶり「原発ゼロ」から抜け出す。福井県の西川一誠知事は１６日、大飯原子力発電所の再稼働に同意する意向を政府に正式に伝えた。これに伴い、大飯原発を運営する関西電力はこの日午後から大飯原発３・４号機の再稼働準備に着手した。来月８日に３号機、来月２４日に４号機が正常稼働される見通しだ。
これにより先月５日に商業用原子炉５０基が全て停止してから２カ月ぶりに「原発ゼロ」状態が解除される。日本政府は四国の伊方原発３号機の再稼働も準備している。日本政府は夏季の電力難を避けられると期待している。だが、昨年３月の福島第１原発事故の検証結果が出る前に拙速に再稼働を決めたという批判も強く台頭している。ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏ら日本の市民団体関係者は１５日に首相官邸を訪れ原発再稼働に反対すると署名した７５１万人のうち６４５万人分の名簿を提出した。