日本が10平米の暗礁めぐり「国連が島と認定」と主張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.30 08:39
日本外務省は27日、「排他的経済水域(EEZ・沿岸で200カイリ)外側でも海底資源の開発権を主張できる日本の大陸棚拡張要求が国連から認められた」と発表した。外務省は「中国と対立を生じさせてきた沖ノ鳥島が島としての地位を認められた」と主張し、日本メディアは28日にこれを大々的に報じた。これを受け中国政府は29日、「日本政府の発表と報道は全く根拠がない」と反論した。
日本は2008年に7つの海域の約74万平方キロメートルを大陸棚と認定するよう国連大陸棚限界委員会に申請し、4年近く過ぎた27日に「国連が7つの海域のうち4海域31万平方キロメートルを大陸棚と認定した。これは日本の国土面積の約82%に相当する」という内容を発表した。大陸棚限界委員会は200カイリの外の大陸棚境界に対する地質学的資料を審査する目的で1997年設立された。海洋地質専門家21人で構成されている。争点になったのは南太平洋の沖ノ鳥島北方海域17万平方キロメートルが大陸棚認定地域に含まれたという日本政府の発表だ。日中両国は沖ノ鳥島を基点にその周辺海域を大陸棚やEEZに設定できるかの問題をめぐり鋭く対立してきた。日本は沖ノ鳥島を「島」と主張し、韓国と中国は「島ではなく岩石にすぎない」と対立した。