李明博系が次々と脱落…レームダックが加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.25 15:01
崔時仲(チェ・シジュン)元放送通信委員長の金品授受疑惑事件は、そうでなくとも下降線をたどっている李明博(イ・ミョンバク)系を焦土化させる決定打になる見込みだ。 同時に朴槿恵(パク・クネ)非常対策委員長が率いるセヌリ党は、現政権と「距離」を広げる態勢だ。 党の一部では、李明博政府との決別を主張する声も出ている。
すでに李明博政権の「6人会」(李明博・李相得・朴ヒ太・崔時仲・李在五・金徳竜)は年初から一人ずつ崩れ始めた。 与党代表を務めた朴ヒ太(パク・ヒテ)元国会議長は「全党大会の金封筒事件」が膨らんで議長職から退き、検察に起訴され、裁判を受けなければならない状況になった。 李明博大統領の兄・李相得(イ・サンドゥク)議員は7選を狙っていたが、補佐官のパク・ベス氏が金品授受で拘束され、政界引退を宣言した。