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「独自で解決の北ロケット技術、韓国よりレベル上」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.16 15:33
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 --北朝鮮の「銀河2号」は09年、3000キロをはるかに超える距離を飛んだ。 「銀河3号」の失敗は技術の退歩か。

「そうではない。 ロケット技術は失敗を経験しながら発展していく。 数百回もロケット発射に成功しているロシアも最近になって相次いで失敗している。 同じ工場で同じ技術者が製造した同じ種類のロケットでも、毎回成功が約束されるわけではない」

 
--北朝鮮のロケット技術のレベルは。

「衛星発射体を持つ米国・ロシア・フランス・中国・日本・インド・イランなどと比べると最も落ちる。 しかし1段目のロケットを見ると、独自で開発できない韓国よりも上だ。 また発射場の建設、ロケット関連のすべての事項を独自で開発しているというのは、相当なレベルの技術を保有しているという傍証だ」

--韓国の技術レベルとより詳しく比較してほしい。

「1段目のロケットを除いて、ロケットの軽量化、誘導制御技術、通信技術などでは、韓国も北朝鮮に劣らない。 1段目のロケットもシステム化していないだけで、韓国も推力30トン級の技術を保有している。 北朝鮮のようにこのエンジン4つを連結すれば、銀河3号の性能を上回る。 燃料も私たちが使うケロシン(灯油)が力を5-10%ほど強く出す。 これは大きな差だ」

--「銀河3号」が大陸間弾道ミサイル(ICBM)なら、その完成時期はいつになるのか。

「北朝鮮は今回、完成を目標にしたはずだ。 しかし今回の失敗でしばらく延びることになった」

趙光来博士が見た北朝鮮ロケット

▽6カ月中に失敗の原因究明をした後、再発射の可能性。

▽空中爆発した点から、1段目のロケットに欠陥の可能性。

▽新しく建設された東倉里(トンチャンリ)発射台は今回の発射で機能。

▽西海(ソヘ、黄海)でロケット残骸を引き揚げでも失敗の原因究明は容易でない。

▽発射失敗で「銀河2号」より技術が退歩したとは言えない。

▽すべてを独自で解決する北朝鮮のロケット技術は韓国より上。


「独自で解決の北ロケット技術、韓国よりレベル上」(1)

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