「日本人職員、メールにすぐ返答しなければ不快感表示」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.13 17:55
呼称で摩擦が生じることもある。 日本人職員が英語で疎通する過程で、韓国人職員に日本式に「キムさん」と呼んだのが発端だった。 ある韓国人職員は酒の席で、「日本式に名前を呼ばれると私たちは気分がよくない」と抗議したという。 結局、翌日からすべての呼称は厳格に英語式で呼ぶことになった。 企業の伝統も無視できない葛藤要因になった。 会議録の作成方法から違う。 一度、韓国側が作成した会議文書の小さな文法ミスを日本側が一つひとつ指摘し、会社関係者に回覧させるということがあった。
文化的な違いが葛藤ばかり招くわけではない。 和合につながったりもする。 インドネシア側の建設担当者は「先日、デング熱で突然入院したが、韓国の役員が日曜日にもかかわらず見舞いに来てくれた。父親のようだった」と話した。 こうした国境を越えた同志愛のため、工事は無事故で順調に進んでいる。