「モンゴルの風力電気をソウル・東京で使う」孫正義の偉大な夢(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.05 08:54
孫会長が夢見るのは風と太陽光があり余っているモンゴル砂漠で電気を作り電力事情が悪い日本の大都市に供給しようという計画だ。モンゴルに吹く風をすべて電力に変えることができれば年間8100テラワットとなる。日本の年間消費電力の8倍に達する規模だ。彼は自身の夢を実現するために私財を投じて「自然エネルギー財団」という団体まで作った。
孫会長はアジアスーパーグリッドに対して「夢のように聞こえるだろうが十分に実現させられる計画」と断言した。彼がこのように大言壮語する理由はこの計画が技術上何の問題がないということがすでに明らかになったためだ。彼は「欧州ではかなり以前から海底ケーブルを敷いて電気をやりとりするスーパーグリッド網が稼動してきた」と説明した。