領土紛争再発か…韓国、中国の離於島の管轄権主張報道に懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.12 08:31
韓国の外交通商部が12日、駐韓中国外交官を外交通商部に呼ぶ。公式表現では中に呼ぶという意味の「招致」というが、外交的には「呼んで問い詰める」というニュアンスだ。中国の離於島(イオド)管轄権主張に対し問い詰めるということだ。外交通商部当局者は11日、「中国が離於島管轄権を主張したという報道と関連して事実かどうかと背景などを確認するため、駐韓中国大使館の実務者(政務チーム長)を招致する」と明らかにした。これに先立ち中国国家海洋局の劉賜貴局長は3日に新華社通信とのインタビューで、「中国管轄海域の権益保護のため監視船と航空機での巡回と法執行をする制度をまとめており、ここには離於島が含まれている」と明らかにした。
政府当局者は、「離於島は領有権問題ではなく排他的経済水域(EEZ)画定に関する問題。事実確認後に精巧で厳重にこの問題を扱っていくだろう」と話した。