中国、領有権葛藤海域の巡察強化…韓日との衝突が懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.15 09:19
中国が日本と領有権葛藤を繰り広げた東中国海(東シナ海)の海上巡察のため、3000トン級の大型巡察艦を投入したと、国営新華通信が14日報じた。3000トン級の巡察艦が東中国海に投入されたのは今回が初めて。中国は済州道(チェジュド)南西側の離於島(イオド)海域まで巡回査察すると明らかにした。
新華社通信によると、中国国家海洋局は13日、3000トン級の「海監50」を上海港に出港させた。行先地は東中国海と明示した。通信は「中国の海洋監視分野で総合的な能力が最も高く、トン数が最も大きく、科学技術能力が最も優れた新型艦船が、海洋巡察の神聖な任務のため出港した」と報じた。