【グローバルアイ】試練の韓日関係(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.28 16:37
先週、日本外務省で目に引く人事があった。 首相官邸内の内閣情報調査室次長に兼原信克駐韓大使館総括公使が任命された。 本人が「親の看病をしたい」として本国勤務を自ら要望したとしても、首をかしげる人は少なくない。 駐韓大使館の第2人者が赴任わずか1年で韓国を離れたからだ。
厳密に見ると、これは日本の対韓国外交の気流の変化とも無関係でない。 いわゆる「脱韓国」だ。 昨年12月に京都で開かれた韓日首脳会談での野田佳彦の態度もそうだった。 当時、会談場所にいた消息筋によると、李明博(イ・ミョンバク)大統領はこのように述べたという。