「米朝会談に劇的な突破口なし」・・・韓国政府は見守る姿勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.27 08:51
多少の進展か、足踏みか。北京での米朝協議の成果に対する分析が交錯する。23~24日に北京では核心争点に対し、「多少の進展を得るのに成功した」という観測が出てきたが、韓国政府は「まだ見守らなければならない」として留保の立場を見せている。今回の会談で6カ国協議がまもなく再開されたり、南北関係の突破口が用意されたとみるのは性急な結論というのが韓国政府の判断だ。
北京で北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務省第1次官に会った後25日に訪韓した米国務省のデービース北朝鮮担当特別代表は「2日間(新指導部が立ち上がった)北朝鮮と議論して発見したことは、(以前との)違いよりは連続性と類似性だ」と明らかにした。「金正恩(キム・ジョンウン)時代の北朝鮮官僚に会ってみたら北朝鮮の核に対する立場はそのままだった」という意味だ。