英語も漢字も間違いだらけ…韓国のあきれた“世界博覧会”の案内板
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.21 09:37
20日午後2時、全羅南道麗水市徳忠洞(チョンラナムド・ヨスシ・ドクチュンドン)の麗水エキスポ駅。駅舎正門の看板を見た中国人留学生の李徳順さん(24)が首をかしげた。駅名の漢字表記が「麗水エキスポ驛」となっていたからだ。周囲を見ると、駅内外の看板と案内板はすべて同じように表記されていた。この駅にはハングルと英語(Yeosu Expo Station)、漢字で表記された看板と案内板が5カ所に設置されている。李徳順さんは「エキスポの漢字語である博覧会の代わりにハングルがそのまま書かれているのを見てあきれた」と語った。
ここから車で30分ほど離れた栗村面(ユルチョンミョン)の麗水空港。空港庁舎1階のエスカレーターのそばに設置された案内板に「約束張所」という漢字表記が目に入った。約束場所の「場」が「張」と誤って書かれているのだ。
麗水世界博覧会の開幕が81日後に迫ったが、観光案内システムで少なからず問題点が表れている。特に、博覧会の外国人のうち80%にのぼると予想される漢字文化圏の観光客のための道路表示板や観光案内表記では、相次いで誤字が見つかっている。案内表示板も不足している。麗水エキスポ駅は昨年10月に駅名を変更したが、看板と案内板の漢字表記に「エキスポ」というハングルをそのまま書き込み、中国人観光客からあきれた目で見られている。