広告論争も加わった。先月、ＭＩＳＳＨＡの徐詠筆（ソ・ヨンピル）代表はフェイスブックに「大手企業がＭＩＳＳＨＡの雑誌広告を抜けと圧力を加えた」と主張し、波紋を起こした。ＭＩＳＳＨＡはファッション雑誌と広告契約を結んだが、ＬＧ生活健康の圧力で広告が中断されたということだ。ソ代表はＬＧ生活健康の車錫勇（チャ・ソクヨン）副会長あてに「業務妨害を中止すべき」という内容の公文書を送り、ＬＧ生活健康側は「事実無根」と反論した。

事実関係は分からないが、ＭＩＳＳＨＡが業界の‘不文律’を破ったのは明らかだ。シャネル、ＨＥＲＡ、Ｏ　ＨＵＩのようなプレミアム化粧品だけが掲載されていたファッション雑誌の全面広告に中低価格ブランドのＭＩＳＳＨＡが参入して殻を破ったのだ。

‘ＭＩＳＳＨＡの戦争’に巻き込まれたＬＧ生活健康も‘攻撃経営’で成長した会社だ。ザフェイスショップとＶＯＶに続いて最近、日本化粧品会社「銀座ステファニー」までも買収し、１位のアモーレを脅かしている。

Ｋ－ＰＯＰをはじめとする韓流ブームも化粧品業界を育てた。ソウル明洞（ミョンドン）は中国人・日本人観光客を対象に化粧品ブランドショップの激戦地になって久しい。


化粧品ショップが躍進…韓流ブームが業界の成長を牽引（１）