“韓国人初の金メダル”孫基禎の月桂冠が文化財に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.10 14:57
日章旗をつけて走らなければならなかった植民地朝鮮のマラソンランナーは、世界新記録(2時間29分19秒)を更新して月桂冠をかぶりながらも、肩を落としていた。
孫基禎誕生100周年となる今年、孫基禎(ソン・ギジョン、1912-2002)が1936年の第11回ベルリンオリンピック(五輪)マラソンで優勝した当時の月桂冠と金メダル、賞状が文化財として登録される。
文化財庁は9日、これら遺物を近代文化財として登録を予告した。 韓国人で初めて五輪金メダルを獲得したという体育史、民族史的価値を評価したのだ。 国立中央博物館が寄贈を受けて所蔵している「古代ギリシャ青銅兜」(宝物904号)を含め、ベルリン五輪優勝関連の遺物はすべて文化財になる。