アップル、“ジョブズの遺作”でサムスンからスマホ市場を奪還?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.26 09:34
このような業績が可能だったのはアップルの代表製品となったiPhoneのおかげだ。今四半期にアップルは3704万台のiPhoneを販売した。業界予想の3000万台を大きく上回る規模で、前四半期より122%増えた。「ジョブズの遺作」とのニックネームがついた「iPhone4S」が善戦したためスマートフォン販売台数トップの座を1四半期ぶりにサムスンから奪還する見通しだ。iPhone4Sを購入する待機需要のため前四半期のiPhone販売台数は1700万台にとどまっていた。
iPhone売り上げの割合もますます大きくなっている。前会計年度最終四半期に39%水準だったiPhoneの売り上げ比率は今回53%まで増えた。パソコンメーカーとして出発したアップルがスマートフォンメーカーに変身したことになる。iPhoneに続きタブレットPCのiPadの販売台数も1540万台に増えた。前年同期の2倍水準だ。