最も注目されるのは“韓国企業”…米国家電見本市(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.10 10:12
サムスン電子は「ユーザーエクスペリエンス」を前面に押し出した。テレビの場合、3Dビデオオンデマンド(VOD)サービスの「3Dエクスプローラ」、世界最大動画サイトのユーチューブの3D動画を見ることができる「ユーチューブオンTV」など他のスマートテレビでは楽しめないプレミアムコンテンツを提供する。サムスンのアプリケーションマーケットを通じてESPBやCNBCを含む数百の海外コンテンツを提供し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も利用できるようにした。外付け型アンプも出した。ハイブリッド真空管アンプを組み合わせ専門オーディオに劣らない豊かな音質を提供する。スマートテレビだけでなくスマートフォンとの接続も可能だ。
LG電子も独自プラットホームの「ネットキャスト」をアップグレードした。新しいネットキャストは使いやすくユーザーインターフェースを大幅に改善した。テレビ内のすべてのコンテンツを一度に検索できる統合検索機能も持たせた。音声だけでなく動作も認識できるマジックリモコン機能も加えた。これとともにグーグルがスマートテレビ事業を加速するのに歩調をそろえ、サムスンとLGもグーグルテレビを発売する。アップルテレビの発売が予定される今年は3年前のスマートフォン市場でなすすべもなく押された「iPhoneショック」はないという覚悟だ。