「金正日の死去に冬眠中のクマも泣いた」…北の偶像化が佳境へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.06 18:06
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓を守るという北朝鮮が、最近、連日のように偶像化に動物を動員している。 最も多いのは鳥だ。 最近、労働新聞など北朝鮮官営メディアは、金正日総書記の死後、フクロウが悲しそうに鳴き、ワシが集まったなど奇異な自然現象が起きた、と報じた。 5日の労働新聞にはクマまでが登場した。 冬眠をしていたクマが突然目覚めて鳴いたということだ。
この日の労働新聞は、金正日が最近訪れた大興(デフン)青年英雄鉱山の労働者が悲報を聞いて弔意を表す時、3頭のクマが道路に現れ、悲しそうに鳴いた、と伝えた。 母クマ1頭と子グマ2頭だったが、それらしき目撃談を伝えながら「洞窟の中で眠るクマが人が行き来する真昼に、敬愛なる将軍様が通られた道路に現れ、大きな声で長いあいだ鳴いたのは非常に珍しい現象」と強調した。