金正日死去後、金敬姫・張成沢夫婦が権力の前面に登場
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.26 14:06
金正恩の叔母・金敬姫(キム・ギョンヒ)党軽工業部長(65)とその夫の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長(65)が、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去に再編されている北朝鮮権力の前面に登場した。
朝鮮中央テレビは25日、金正恩(キム・ジョンウン)労働党中央軍事委副委員長(27)が前日、錦繻山(クムスサン)記念宮殿を参拝する場面を伝えながら、大将階級章を付けた軍服姿の張成沢の姿を映し出した。張成沢が軍服を着用した姿が公開されたのは初めて。金正恩の左側の李英浩(リ・ヨンホ)総参謀長のすぐ隣の席にいた。
遺体公開初日(20日)に2列目に立っていた金敬姫部長は、23日には最前列に出てきた。19日に発表された葬儀委員名簿では15位だったが、20日と23日の参拝では順序が5位に急上昇した。金正日死去後1週間に起きた急激な権力移動現象だ。金正日の家族の「金-張夫婦」の地位が大きく高まったのだ。