韓国の視覚障害者の支援に乗り出した少女時代海外ファン20万人(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.21 16:51
彼の目はもしかしたらあまり見えないかもしれない。視覚が徐々に衰え失明に至ることもある網膜色素変性症(RP)という病気を患ったためだ。彼の娘は世界中を飛び回るスターだが、世界中のファンの心をとらえる娘のステージを、もしかしたら見られなくなるときがくるかもしれない。
韓国を代表するガールズグループ少女時代のメンバー、スヨン(本名チェ・スヨン、21)の父親であるチェ・ジョンナム失明退治運動本部会長(56)の話だ。貿易業に携わっていたチェさんは、2004年、目がかすみぼやけて見えることから眼科を訪れた。医者はRPであると診断、「失明するおそれがある」と話し、チェさんは恐怖と衝撃におののいた。人々の話をたよりに、同じ病気の患者が集まる韓国RP協会(現・失明退治運動本部)に行き着いた。