「酒やたばこよりもはまる」韓国の10代が熱狂するオンラインゲーム(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.18 11:37
現在社会各分野の世論権力として大きくなっていく青年世代。サイバー・モバイルを友に楽しさを重視する彼らの「仕事=遊び」という文化はゲームを除いて論じることはできない。世代間疎通の必要性が話題だが40~50代以上の中高年層はゲームに没頭する子どもたちを理解できない。若い世代はなぜゲームにこのように熱狂するのだろうか。韓国がどのようにゲーム市場とゲーム産業の両方で世界的水準に上がったのだろうか。おりしもeスポーツ(オンラインゲーム大会)で世界最大のイベントがソウルで開かれ、17日に待望の決勝戦を行った。14日には東京証券取引所に韓国を代表するゲーム会社のネクソンが成功裏に上場を終えた。ゲーム大国の地位を示した内外の好材料を契機に韓国のオンラインゲームの現住所を調べた。
体感気温氷点下10度を下回った15日午後6時、ソウル・陽川区(ヤンチョンク)のソウル映像高校2階、10代の青少年が寒さに足をばたばたしながら集まった。180カ国にインターネットで生中継される世界eスポーツ大会準決勝戦を見るためだ。この学校にeスポーツ専用として用意されたスタジオの中は10~20代の若い観客100人余りの歓呼と熱気で熱くなった。ソ・ウミン君(仮名・18、高校2年生)は、「勉強と枠にはまった日常に疲れた学生たちにオンラインゲームは唯一のストレス解消策。遊びが職業のプロゲーマーは私たちの偶像だ」と打ち明けた。