元韓国6カ国協議代表「北朝鮮は最初から核放棄の考えなかった」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.30 17:51
--著書で中国は解決に役立たないと主張した理由は。
「中国が北朝鮮を扱うには限界があり、思い通りにならない。 初期の現場で中国の姿は、北朝鮮の非核化に別の考えがあるようには見えなかった。 反北朝鮮情緒が多かった。 1次核危機、ジュネーブ交渉、4者会談でもずっとそうだった。 私的な席でも‘北朝鮮が韓国に統一されるべきだ’‘北朝鮮体制に同意できない部分がある’と話していた。 ところが北朝鮮は扱いが難しかった。 6カ国協議の期間、私は中国首席代表の王毅と北朝鮮代表の金桂寛を説得しようと訪ねた。 しかし金桂寛は王毅に扉も開かず、部下職員に『面談を拒否する』という言葉を伝えさせた。 中国が韓国と手を組んで核廃棄を要求するのを嫌い、恐れる姿だった。 時には中国が屈辱的だと感じるほど北朝鮮が反発した」