立場が変わった韓国、ギリシャ公企業ショッピングへ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.25 16:26
#金大中(キム・デジュン)政権発足から2カ月が過ぎた1998年4月23日。当時の陳稔(チン・ニョム)企画予算委員長は英フィナンシャルタイムズの主催で開かれた「投資誘致ソウル経済会議」の講演で、「現在の姿のまま残る明白な理由がない公企業はすべて民営化する」と述べた。また「今後2年間、公企業を売却し、100億ドル程度の外資を引き込む予定」「外国人投資家を積極的に誘致する」などと強調した。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権と李明博政権もこうした流れを引き継いだ。「安値で国富が流出する」という批判にもかかわらず、外資誘致と対外信用度の向上に民営化が効果的だったからだ。