延坪島砲撃から1年…北朝鮮住民「今年は必ず何かが起きる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.20 12:11
11月23日は北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃から1年になる日だ。政治的事件が多かった韓国ではあの日の記憶が色あせていくような雰囲気だ。北朝鮮でもそうだろうか。どのように記憶されているだろうか。また、延坪島と西海5島を狙った最近の北朝鮮の雰囲気はどうだろうか。北朝鮮の住民と3日にかけて通話してみた。昨年の延坪島砲撃とこれから迫る戦争に対する話が平壌(ピョンヤン)から中朝国境地域まで広がっていた。通話内容を紹介する。
会寧市(フェリョンシ)のパク・チョルナム氏(仮名)は「いま南朝鮮(韓国)で戦争準備をしているのでいつでも戦える準備をするよう言われている。周辺では、毎年半年に1回ずつは紛争が起きているが、最近は静かだから今年中に必ずなにかが起きると話している」と話した。本紙は先週、韓国海軍前提督らをインタビューした。彼らは「北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)での追加挑発準備を終えたと判断している。今年11月から来年3月までがとても危険だ」との見方を示した。パク氏は昨年の延坪島砲撃について、「直接見ることはできず、うわさ話を聞いた。南朝鮮から先にわが方に挑発をしかけてきて対応したと聞いた」とした。また「黄海道(ファンヘド)にある砲部隊で軍官として服務する親戚から西海事件(延坪島砲撃)が起きた後、戦闘で模範を見せた軍人が表彰休暇を受けたという話を聞いた」とした。