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【社説】対話も妥協も拒否する孫鶴圭代表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.13 10:55
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本当にもどかしいことだ。大統領が国政最大懸案である韓米自由貿易協定(FTA)通過を説得するために国会を訪問するというのに、最大野党の民主党が拒否した。民主党指導部は所属議員の多くがFTA国会批准のための妥協案を提示したのにこれもまた拒否した。対話も妥協も拒否する政党というのはあり得ないことだ。

大統領の国会訪問が延期になった過程を見ると、民主党指導部の硬直した姿勢が際立っている。野党はこれまで李明博(イ・ミョンバク)大統領を「不通大統領」と批判してきた。大統領が議会との疎通を無視してきたという指摘だ。与党ハンナラ党の刷新派も大統領に疎通をしてくれと要請した。李大統領が政治的疎通を疎かにしてきたことは事実だ。

 
こうした指摘に遅まきながら議事堂を訪問することにしたのは幸いだ。個別の政策や法案と関連して国会を訪問したことのない大統領としては、自ら疎通に一歩近寄ろうとする姿を見せたわけだ。ところが疎通を主張してきた民主党が訪問を断った。金曜日の夜、青瓦台(チョンワデ、大統領府)一方的に国会訪問を通知する形式に問題を提起したのだ。孫鶴圭(ソン・ハッキュ)民主党代表は、「儀典にも合わず、国会に対する礼儀でもない」と話した。

孫代表の主張は反対のための反対にすぎない。FTA問題がそれほど重要ならば、いくらでも時間を割いて大統領と向かい合って座らなければならないのが野党代表の義務だ。儀典などは極めて副次的な問題だ。先進国の大統領と政治指導者はビールやコーヒー1杯を挟んで時と場所を問わず対座する。

百歩譲って孫代表の主張が正しいとしよう。それで大統領の国会訪問を15日に延期したことまでもそうできると受け入れよう。ところが民主党は延期案にまた文句をつけた。大統領がその間にアジア太平洋経済協力会議(APEC)に参加することになるが、この席でオバマ米大統領に会い新しい提案を持ってくれば会えるという主張だ。

大統領の訪問を15日に延期したのは民主党の金振杓(キム・ジンピョ)院内代表の意見を受け入れ国会議長が決めた。国会運営の責任を負う院内代表が国会議長と合意して青瓦台に通知した延期案を民主党の孫鶴圭代表がまたねじった。孫代表もAPECで李大統領がオバマ大統領に会いFTAを議論することが可能だとは信じないだろう。常識的にあり得ないことだ。APECはすでに日程と議題が決まった、さまざまな国の首脳が集まる多者間首脳会談だ。儀典をめぐり大統領との会談を拒否した孫代表が多者首脳会談という国際会議で儀典と議題を無視しろと要求するのはつじつまが合わないごり押しだ。

政治学博士出身の孫代表は穏健合理主義者として定評があった。そのような孫代表がこのように無理な強硬論を展開するのは基本的に来年の総選挙・大統領選挙で勝利するための戦術だ。しかしFTAは特定政党や個人の利害に左右されてはいけない重大な問題だ。例え心からFTAに反対するとしても反対票を投げることで意思表現することが正常な議会民主主義だ。

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