【コラム】食料自給率がOECD最下位の韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.09 17:51
最近は経済成長か、物価安定かという甲論乙駁が見られる。 特に庶民経済に直接的な影響を与える食糧の価格安定は政府の主要関心事の一つだ。 国内外にかかわらず、主要穀物の供給不安定で食品価格が急騰しているからだ。
こうした食品価格の上昇を引き起こした原因の一つは、気候急変による農業生産量の予測不可能性だ。 主要穀物資源である小麦・豆・トウモロコシは価格の急騰落を繰り返している。 アグフレーションはもう新造語ではない。 気候学者をはじめとする専門家は、気候と農業生産量の特徴は「予測不安定性」にあると話す。 供給不安が長期化する中、需要は絶対的に増えているのが現実だ。 人口の増加、寿命の増加、新興国の発展のためだ。