「原発1-2基分の発電所、光陽製鉄所にある」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.02 17:55
発電方式はさまざまだ。操業工程で発生したガスを利用する汽力発電比率が最も大きかった。100メガワット発電設備9つを設置し、900メガワットの発電能力を備えている。500メガワットのLNG複合発電設備もある。ここに冷延工場の屋上を活用した太陽光発電、製鉄所に流入する用水の落差を利用する水力発電もあった。電気を生産できるすべてのアイデアを総動員しているという印象だ。電気供給が需要を超える場合は、韓電の電気を使用しないのはもちろん、‘逆送’もする。電力需要所の製鉄所が逆に韓電に電気を供給するのだ。
9月15日に全国がブラックアウト(大停電)危機に陥った時、ここはどのような状態だったのか。製鉄所のチョン・チャンファン発電課長は「電力当局の要請で発電単価が高いLNG複合発電を含め、製鉄所のすべての発電設備を24時間フル稼働した」とし「当時、製鉄所が使った韓電の電気は100メガワット未満だった」と説明した。