福島からの渡り鳥に“ご注意”?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.04 09:08
3日午前9時、全羅南道新安郡黒山面(チョルラナムド・シンアングン・フクサンミョン)のペナンギミ湿地、渡り鳥研究センターのナム・ヒョンヨン研究員が野鳥捕獲用網(縦横12×3メートル)にスズメと似たオオマシコがかかっているのを発見した。ともに勤めるキム・ソンジン研究員がすぐに放射能汚染検査器を突きつけた。0.3~0.5Cps(秒当たり放射能濃度を測る単位)が検出された。安全な数値だ。自然状態でも1.5Cps程度は検出される。
「8月末から放射能検査をしており、基準値を超えたケースはまだないが今後が心配だ」チェ・ヒヨン渡り鳥研究センター長がこのように説明した。大規模な渡り鳥の移動時期になり国内唯一の渡り鳥研究センターは非常事態に陥っている。今年3月に日本の福島で発生した原子力発電所事故後初めて迎える渡り鳥の移動シーズンに放射能に汚染された渡り鳥が韓半島に飛んでくる可能性のためだ。