“ヤマ場を越えた”福島第1原発、汚染水浄化装置が「5時間で停止」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.20 09:50
東日本大地震と福島第1原発事故が発生してから18日で100日が過ぎた。日本メディアは「福島原発と日本政治がともにメルトダウンした状態」という診断を出している。事故100日目に出てきたニュースは、東京電力の右往左往、日本政府の硬直した対応、そして政界の混迷を象徴した。
東京電力はこの日未明、福島第1原発の高濃度汚染水浄化装置を本格稼働し、「大きなヤマ場を越えた」と宣言した。原子炉で漏れた汚染水の濃度を10万分の1に減らした後、これをまた原子炉の冷却水として再使用する方針だった。しかしこの装置は結局、稼働から5時間後の18日未明に停止した。問題の原因と再稼働の時期も不透明な状況だ。