国軍の日まであと10日…特殊戦部隊・海兵隊の集団降下演習
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.21 15:36
忠清南道鶏龍台(チュンチョンナムド・ケリョンデ)の上空に20日、CN235輸送機4機が現れた。建国63周年国軍の日を控え、集団高空降下演習に参加した特殊戦要員の72人と海兵隊員24人を乗せた航空機だ。
2900フィート(884メートル)上空。特殊戦勇士らは「飛べ」という号令とともに一瞬のためらいもなく天空に体を躍らせた。「一、二、三、四!」4秒後、彼らは一輪の花になった。4秒という時間は、特殊戦勇士が飛行機から離脱したあと、パラシュートが正常に作動するかを確認する時間だ。「特殊戦部隊はどのような任務が与えられても、不可能なことを可能にするんだという信条で目標を完全遂行する万端の準備ができています。自分自身のためには汗を流し、戦友のために涙を流し、祖国のためにいつでも血を流す覚悟ができています」。480回以上の降下を記録した特殊戦司令部の特殊旅団所属のキム・ヨンジェ上士(日本の自衛隊の曹長クラスに相当)の声には力がみなぎっていた。