“静かに”急落するウォン、この9カ月で最安値に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.21 09:19
ウォンの対ドル相場が急落している。欧州の財政危機に対する不安感が原因だ。
20日のソウル外国為替市場は、前日比11.4ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1148.4ウォンで取引を終えた。取引開始直後に企画財政部の崔鍾球(チェ・ジョング)国際業務管理官(次官補)が、「最近のウォンの動きを見ると市場が過度に反応しているようだ」として市場介入の可能性を示唆した。しかし、ウォンの下げ幅はさらに拡大し、一時市場では1次抵抗線とされた1150ウォンを突破し1156.50ウォンまでウォン安が進んだが、終盤で持ち直し下げ幅を縮めた。この日のウォン相場は終値基準で昨年12月27日に記録した1ドル=1149.0ウォン以来9カ月ぶりの安値水準となった。ウォンは前日の19日にも24.5ウォン下がった。