五輪・W杯のように大邱は「偉大な遺産」を残せるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.01 14:28
1988年ソウルオリンピック(五輪)と2002年ワールドカップ(W杯)。 2大会の成功は意味がある遺産(legacy)を残した。 韓国人は自身の内面に潜伏する「スポーツDNA」を発見し、確認した。 国際社会で韓国の地位は以前とは比較にならないほど高まった。 いま大邱(テグ)で開かれる世界陸上選手権大会は私たちにどんな遺産を残すのだろうか。 あちこちに散在する問題点と円満でない運営のため遺産を期待するどころではなく、心配されているのが現実だ。
ソウル五輪は東アジアの小さな分断国の存在を世界に知らせる礎石になった。 冷戦の末端で東と西がソウルで和合した。 大会の進行は滑らかで、韓国選手の活躍は光った。 韓国は緻密な準備と開催国プレミアムに助けられ、12個の金メダルを獲得して総合4位になった。 韓国スポーツのフレームが変わる瞬間だった。