予想を覆した野田氏の優れた演説力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.30 10:29
この日の決選投票での逆転一本勝ちの最大の原動力は野田氏の優れた演説力だった。
この日5人の候補のうち4番目に演壇に立った彼は原稿を見ずに議員らの目と耳を引きつける優れた話術を見せた。その時まで支持候補を決められなかった中間派議員がこの演説を聞き大挙して野田氏に傾いたというのが日本メディアの分析だ。野田氏は、「大人のベルトが長くなればメタボリック(成人肥満)で悲しいことでしょう。だが、子どものベルトが長くなれば両親の立場でどれだけうれしいことですか。彼らの未来のために子ども手当てを与えなければならないという理念は大切なのです」「選挙区が都市部なのに私はシティーボーイには見えない」など、ユーモアを混じえながら場内の雰囲気を掌握した。