三星の「ソフトパワー」がアップルやグーグルと勝負するには
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.19 14:37
三星(サムスン)電子のスマートフォン開発を担当する無線事業部は最近、緊張している。 グーグルのモトローラ買収で三星の「ソフトパワー」に関心が高まっている中、自社の基本ソフト(OS)「バダ(bada)」を搭載したスマートフォン「Wave3」の公開が近づいているからだ。 三星の関係者は18日、「9月2日にドイツ・ベルリンで開かれる欧州最大の家電展示会(IFA2011)で初めて見せる予定」と明らかにした。 「審判の日」が目の前に迫っているのだ。
OSは「ソフトウェアの花」と呼ばれる。 会社が持つソフトウェア開発力の集結体だ。 三星はその間、グーグルのアンドロイドOSを基盤としたスマートフォンを主に製造しながらも、独自のOSであるバダをあきらめなかった。 3つ目のバダ搭載フォン「Wave3」の完成度は三星の未来を見る一つの目安だ。 三星電子無線事業部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長が17日、「グーグルのモトローラ買収は産業界の大きな変化だ。 バダに力を注ぐ」と述べたのもこうした理由のためだ。