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北朝鮮が韓米合同演習を非難「ただ見ているばかりではない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.17 10:48
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北朝鮮の放射砲部隊。
北朝鮮が16日から始まった韓米合同演習の乙支フリーダムガーディアン(UFG)について、「ただ見ているばかりではない」と主張した。これに伴い北朝鮮が再び挑発を行うのではないかという推測が出ている。

北朝鮮の労働新聞は16日、「いま朝鮮半島情勢は最悪の危機事態に直面している。どのような偶発的要因によっても全面戦争が起きかねない」と主張した。合わせて「われわれの革命武力は万全の準備をしている」とした。

 
この記事はUFG訓練に参加した米国への非難に大部分を割いている。労働新聞は、「米国の好戦狂らがイラクに派遣され大量破壊兵器を探知・破壊する任務を遂行した米陸軍第20支援司令部を主軸にした合同機動部隊を編成しわれわれの核施設などを“除去”するという実戦演習を敢行している。米国がこれまで作成発表した計画にはわが国の主要地下施設と主要対象物を先制打撃するということなどが明文化されている」と伝えた。

労働新聞は特に、「米帝が膨大な武力を動員しわれわれの自主権を厳重に威嚇することに対しわが軍隊と人民はただ見てばかりいることはできない」と威嚇した。

労働新聞はこれに先立ち15日にも5面と6面にわたりUFG演習の中止を求める記事を載せ、「火を楽しむ者は私が放った火で焼け死ぬものだ」と強い調子で合同演習を非難した。

韓国合同参謀本部はこれと関連し、UFG演習期間中だけでなく、演習が終わった後に北朝鮮が挑発する可能性が高いとして北朝鮮軍の状況を鋭意注視している。

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