【時視各角】日本、皇国臣民DNAを捨てろ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.16 11:18
私たちはよくA級戦犯の合祀を批判するが、これは本質ではない。A級戦犯を靖国から移せば何の問題もないのか。決してそうではない。靖国はそれとは関係なく皇国思想の象徴であり、侵略戦争の道具だった。ここを参拝する国家指導者がどうやって平和を語ることができるのか。
それでも日本の右翼は毎年、靖国を浮き彫りにしようと努めている。今の平和は戦没者の犠牲のおかげだ、戦没者に感謝するのは国民の義務だと言いながらだ。これが日本人にはかなり効果がある。しかし決定的なものが抜けている。誰が戦争を起こしたかという部分だ。彼らが起こした戦争は救国戦争に美化される。彼らは侵略戦争を反省しない。その代わり、なぜ敗戦したのか噛みしめる。