【世説】7鉱区、独島と同じくらい重要だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.22 11:32
海洋警察が今年、創設58周年を迎え、創設記念日を変更したという。1953年12月23日が創設日だが、今年から9月10日にするということだ。ちょうどこの日は排他的経済水域法(EEZ)が施行された日だ。EEZ内で国家の利益を守るのは海洋警察の最も重要な任務の一つという点で、創設日の変更は意味が大きい。
映画「7鉱区」は、海上のボーリング船で怪物と隊員が繰り広げる死闘を描いている。映画の背景のこの7鉱区が韓国としては独島(ドクト、日本名・竹島)と同じくらい重要な海洋領土ということを知っている人はどれほどいるだろうか。7鉱区は済州道(チェジュド)南側と九州西側の間の海域の大陸棚をいう。面積は8万2000平方キロメートルで、ソウルの124倍にのぼる。石油とガスの埋蔵量は黒海油田並みの72億トンと推定されている。1974年に韓国と日本がその資源を共同で開発しようと協定を結んだ。しかし遅々として進んでいない。日本がこの海域の資源開発にあいまいな態度を見せているからだ。